2011年8月5日金曜日

焙煎の全体の流れをつかむ。

今日は全体のタイムテーブルを把握する為に焙煎の一番深い所までにかかる時間を計る。
・火加減は弱火で一定にする。
<点火>7分50秒<1ハゼ開始>約1分10秒<1ハゼ終了>30秒<2ハゼ開始>1分30秒<消火・冷却>:焙煎時間合計約11分
これでフレンチロースト。(ほとんど真っ黒、ほんの少し茶色が残っているので炭になった訳ではないです。)
味は酸味が全然無く、思った程苦くはない。後味のほんのり甘さが残る。
アイスコーヒーやコーヒーゼリーなんかに向きますね。

このタイムテーブルを基本に次は中煎り、火力の調節(1ハゼをもっとしっかりさせる為に)を試すことにします。


(2度焙煎の仕方。)
普通に火力(中火)を調節し、浅煎りした豆をもう一度焙煎します。
豆が暖まってくると前回の時に止めた所からハゼが始まるので2ハゼ開始を確認して20秒で消火・冷却するとフルシティーローストになります。
1度目のシナモン〜ライトロースト
キレイなフルシティーロースト










この2度焙煎はプロの焙煎家の中にもこだわりの焼き方としてやっている方も見えます。
2度焙煎の利点は、1度目のシナモン〜ライトローストで止め一端冷ますことにより豆の水分が均一になることです。次の2度焙煎では焼きが均等に入り焼けムラを無くし心までキレイに焼けることです。

2011年8月4日木曜日

[クラフト]コーヒー焙煎始めました。

私、もう一度原点に戻る為にコーヒー焙煎を始めました。 
毎週焙煎はしていますがいつもほとんど同じ焼き方です。
お客様からの遠赤コーヒー焙煎キットの色々なご質問への回答していて、私自身知っているつもりだったけどまだまだだなって。おとといから浅煎り焙煎を手始めに皆さんに順次報告していきますね。

まずブラジルサントス100gをライト〜シナモンローストから始めました。
火力は何時もと違う弱火。1ハゼが始まるまでに約7分かかります。









左が1ハゼから10秒、右は1ハゼから1分後に火を消し冷却した物です。
(実際の色はもう少し薄いです。)
やはり右の方が少し褐色が濃くなっています。淹れてみます。
こんな感じのアメリカンになりました。
そして肝心の飲んだ感想。
]は今まで飲んでいたものと全く違うけれどすっきりとした酸味があり、穀物の風味が隠れています。今までは深く焙煎しコクと苦みの強い物を好んで飲んでいましたが意外に飲めたのでカンドーです。
次に[]焙煎時間が少し長くなっているので美味しいかなっと思ったらさにあらず。
薄っぺらで,少しいやな酸味が・・・

飲めないことはないですが飲みたいとも思わない。
しかし10分後、口中に変なえぐみは残っていません。 むしろ爽やか!
何とも不思議です。
また部屋に残った残り香が何時もより甘く感じます。

このブログを書き終えたら、実験に使った焙煎済みのコーヒー豆をもう一度焙煎して(2度焙煎)いつもの深煎りフルシティーローストにして美味しくいただきます。
2度焙煎のやり方今度説明しますね。